起業アイデアの成功事例7選!見つけ方や成功する考え方も紹介!

起業したいけど、「どんなビジネスをすればいいかわからない」「革新的なアイデアが思いつかない」となかなか前に進めない方も多いでしょう。

しかし、実際にはそういった革新的・独創的なアイデアは必要ありません。ではどのようにしたら、起業しても成功するようなアイデアを見つけることができるのでしょうか?

本記事では、今回はそのような悩みを解決するために起業アイデアの基本的な考え方や、誰にでも出来る探し方のコツを成功事例と共に紹介していきます。

起業アイデアの見つけ方・考え方

起業したいけどアイデアが見つからない、考えてもなかなか思いつかない、という方はまず起業アイデアの見つけ方や出し方を身につけましょう。

ここでは、すぐに試せる起業アイデアの見つけ方を紹介していきます。

1.自分のニーズや不満・課題から発想する

起業アイデアを見つける方法として、自分のニーズや不満・課題から発想することがあります。

例えば、普段の生活をする中で、 「もっとこういうサービスがあれば便利なのに」「いつもこれをするのが面倒だ」「この商品のこういう部分が使いづらいな」のようなニーズや不満は、ビジネスチャンスになる可能性があるでしょう。

日常にある、自分の悩みや不安を解決する商品やサービスを提供すればビジネスとして成り立つかもしれません。 起業コミュニティに入り、他の起業家はどういったところに目を付けアイデアを生み出しているのか、他の人の考え方に触れてみるのもいいかもしれません。

日常生活からアイデアを見つけるきっかけを得られることは珍しくないため、普段からアンテナを張っておきましょう。

2.複数のビジネスを組み合わせる

ビジネスであふれかえっている現状で、誰も思いつかないような新しいアイデを見つけ出すのは非常に困難です。0から起業アイデアが思い浮かばない場合は、既存の複数のビズネスを組み合わせることも考えてみましょう。

既存ビジネスをもとにアイデアを出したからと言って、アイデアの斬新さが失うわけではありません。例えば、

・タブレット(スマートフォン+パソコン)
・動画配信サービス(映画やドラマ+インターネット)
・電子書籍(漫画や小説+デジタル機器)

上記のようなアイデアは、新たな価値を与える大きな発明と言えます。

普段の生活の中からでも、さまざまなビジネスを組み合わせることで、新しいアイデアが見つけ出せるかもしれません。

3.社会や時代の問題・課題を解決する

新しいアイデアで大きく成功したい場合は、社会や時代のニーズを解決するアイデアを考えるのも1つの方法です。

今はどういった時代なのか、社会は何を必要としどういった問題を抱えているのかを察知できれば、世の中から求められている商品やサービスを思いつく可能性があるでしょう。

ただし、流行りやブームは短期間で過ぎ去ることもありますので、10年、20年後まで需要があり続けられるビジネスなのかを慎重に見極める必要があります。

起業アイデアの成功事例7選

起業して既に成功している起業家は、どのようなアイデアを考えているのでしょうか?

偶然アイデアが思いついたという経営者も中にはいるかもしれませんが、ほとんどが何百というアイデアを長時間かけて考え、アイデアにたどり着くケースが多いでしょう。

起業アイデアの成功事例を紹介していきますので、イメージを膨らませるためにも、ぜひ参考にしてみてください。

1.アクスル

アスクルは事務用品に特化したBtoB通販事業をメインにしている会社です。アスクルという名前の通り、インターネットで商品を注文した翌日(明日)に届く(来る)というシステムが成功するポイントとなってます。

アクスルが成功した背景には、流通・販売経路の確立と販売代理店との共存関係が挙げられます。 同社が具体的に担当しているのはカタログの発送や注文の受付・商品配送などで、代理店が顧客の管理や代金の回収などを行うという分業体制になっています。

この分業体制は、アスクルが市場を拡大することを容易にするのと同時に、年々事務用品の需要が減っていく小売店の売上を補強することにつながりました。 大元が一方的に利益を搾取するのではなく、代理店にも相応の利益を享受することによって、アスクルは売上3451億円という成功を収めています。

売り手・買い手が共にWIN-WINの関係であることが起業成功に必要であることを、アスクルの起業成功事例は教えてくれます。

2.ゲームエイト

株式会社ゲームエイトは、ゲームに関するWebメディア「Game8」を運営しています。2014年、株式会社Labitの一事業としてはじまったGame8は当時のキュレーションメディアが盛り上がりを見せ新興ウェブメディアが乱立し、大企業に買収されたり、数千万〜数億円の資金調達を実現したりするメディア企業も珍しくない時期に立ち上がりました。

創業者の西尾氏は、年々増えていくスマホの可処分時間にビジネスチャンスがあると見いだし、もともと好きで馴染み深かったゲーム領域に踏み出しました。2019年にGame8は月間2,000万人が訪れる国内最大級のゲーム総合サイトへと成長しています。

3.PacPort

株式会社PacPortが提供する「IoT宅配ボックス」は、荷物の再配達を不要とする自動受取型の宅配ボックスです。近年ではスマートフォンやパソコンが広く普及した影響で、消費者がネット通販を多く活用するようになりました。

IoT宅配ボックスはまさにこの時代背景を活かした製品であり、ドライバー不足の解消にも役立っています。市場のニーズに加えて社会問題の解決にまで結びついている点はぜひ参考にしたいポイントです。

4.イコールコンディション

株式会社イコールコンディションは、実店舗ではなく自社サイトでパンを販売している企業です。「パン屋+ネット通販」を組み合わせたサービスであり、各商品のページには味、原料、レシピなどの細かい説明が記載されています。

また、各商品には最高級の原料が使われている点も他社と差別化する工夫です。商品全体的な価格は高めだが、この独創的なコンセプトによって高級志向のファンを効果的に集めています。

5.シタテル

シタテル株式会社は、熊本県のベンチャー企業で「衣服生産のプラットフォーム」をキャッチフレーズに掲げ、需要元の個人や企業と全国に展開する工場や職人を繋ぐことで、衣服を作りたい要求に応えることに成功しているマッチング系のビジネスです。

全国に展開する様々な衣料系工場の稼働率を向上させ、IT技術を活用して地域創生に貢献した事例です。 起業成功の理由としては、マッチングサービスは今後もビジネスチャンスが見込める分野ではありますが、シタテルはさらに社会的な共感を得て急成長した事業です。

具体的には、生産・販売から配送までの流れを完全にクラウド化することで精密な在庫管理を行い、過剰な生産とそれによる大量破棄を防ぐということに取り組んでいます。 安いけど環境破壊につながっているような商品は、消費者が罪悪感を覚えて購入につながりません。

買うことで社会をより良くできるようなコンセプトがあれば、支援の意味も込めて気持ちよく購入できるというものです。社会的共感だけではなく、利益の最大化も同時に成立させることができる存在として多くの人に支持されたのです。

6.akippa

akippa株式会社は、使われていない駐車場を予約・利用できるシェアリングサービスです。このサービスを始めるきっかけになったのが、同社の社員からの「出先で車を止める際に駐車場が無くて困る」という声から始まっています。

ユーザーは専用の予約アプリから駐車場を探してそのまま予約・決済することができ、駐車場の提供者は空いているスペース・契約者のいない月極駐車場を貸し出すことで収益が得られという仕組みです。

akippaは現在予約可能な駐車場は全国に常時30,000件以上に登り、人々が感じる共通の困りごとやニーズに対し、アイデアとソリューションで解決をした成功事例だといえます。

7.Timetree

Timetreeは複数人でカレンダーの予定を共有できコミュニケーションが取り合えるアプリです。もともとTimetreeは「予定は相手と組まれることが多いのに1人用を使うのは不便だよね」という課題から生まれたアプリです。

共有が前提となっているアプリな為、1人が使い出すと誰かを誘ってくれるという口コミで広がる導線も設計されています。 シンプルなデザインと機能が話題となり、日本のみならず世界にもユーザーは広がり、2021年5月時点でのユーザー数は3000万人を突破しています。

ビジネスモデルの定番6つ

起業アイデアを考えるには、どのようなユーザーに、どんなサービスを、どうやって届けるかを具体的に考える必要があります。

ここでは、定番のビジネスモデルを紹介していきますのでぜひ参考にしてみてください。

1.物販モデル

最も定番なビジネスモデルとしては、物販モデルがあります。

物販モデルとは「商品を製造し、それを販売する」ことから、商品の対価を得るビジネスモデルのことです。店舗を構えて直接販売する場合や、インターネットで販売する場合もあります。

2.小売りモデル

小売りモデルとは、商品を製造元から仕入れ一般消費者へ販売する方法です。

自身で商品開発を行わないため、開発コストがかからず在庫を抱えすぎることもありません。 しかし、比較的リスクが低いですがその分競合他社も多く、得られる利益が少ないのも特徴的です。

3.フリーミアムモデル

フリーミアムモデルとは、広く顧客を集めるために基本的なサービスは無料で提供して、その中の一部の人が有料サービスを利用し、お金を支払うことで収益を上げるビジネスモデルです。

無料利用者の満足度を高め、有料利用者へとつなげる仕組みを提供できるかがポイントになります。

4.サブスクリプションモデル

サブスクリプションモデルとは、月額・年額の契約でサービス・商品の提供を行い収益化する会員サービスです。

従来からあったビジネスも、サブスクリプションに変更することで増益に繋がるケースも少なくなく、顧客の離反が少ない、顧客との関係を維持しやすい、安定的な利益を維持・追求できることが挙げられます。

5.広告モデル

広告モデルとは、多くのユーザーを集客し広告を掲載することで広告主から収益を得るビジネスモデルです。

広告モデルの代表例としては、テレビ・雑誌、近年ではSNSやWebメデイアが挙げられます。 特にインターネット上のサービスは広告モデルで運用されるケースが多くなり、様々なところに広告枠を設けて収益化しています。

6.プラットフォームモデル

プラットフォームモデルとは、プラットフォーマーが提供するシステム・サイト上に個人や法人が参加し、それぞれ需要者・供給者としてコミュケーションや取引を行うビジネスです。

取引形態もBtoB、BtoC、CtoCと形態やテーマがさまざまなプラットフォームが存在します。代表的なものはAmazon、楽天のようなマーケットプレイスやTwitter、マッチングアプリなどのSNS、メルカリ、ラクマなどのフリマサイトが挙げられます。

まとめ

本記事では、起業アイデアの見つけ方と、起業アイデアの成功事例、ビジネスモデルの例を紹介してきました。

成功している起業家は今までに無い革新的なアイデアを発明しているのではなく、他のサージスからヒントを得たり、既存のビジネスモデルの組み合わせにより成功しているケースも多くあります。

自信の独創的なアイデアを考え続けることも大切ですが、1度他の起業家からや成功事例を参考にしてアイデアを探していくことをおすすめします。

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