
【起業したいけど怖い】リスクの種類と失敗しない4つの準備法
起業は誰にでも出来ますが、 「起業したいけど、リスクがあって怖い」 「起業したいけど、失敗するのも怖い」 「そもそも、起業するにはどんなリスクがあるのか知りたい」 と思っている方は多いですよね。
そんな起業に不安がある人でも、少しでもリスクを減らせる方法があります。
今回は、起業をする際に起こりうるリスクの紹介と、それを回避するための方法を紹介します。
目次
起業するのはなぜ怖いのか?
「起業するには何から始めたらいいのかわからない」という人の中には、「起業は怖い」と感じていることが多いでしょう。
なぜ「起業」が怖いと感じるのでしょうか? 大きく分けて3つの理由を紹介します。
成功するかわからない恐怖
起業する前にはどうしても「自分は成功できるのか」という不安を抱きます。
自分の周囲に起業家が多かったり、SNSの情報などで成功した起業家を見ていると、どうしても他人と比較してしまいます。
本来は他人と比較しても意味がないと分かっているはずなのですが、人間の本能的にどうしても自分と同じような人と比べてしまい、自信を失ってしまう傾向があります。
他の人との付き合いを増やしたり、情報交換をすることは大事ですが、自信を失ってしまっては本末転倒です。
まずは、自分がやろうとしてる事業を入念に準備をして、これならできると自信が持てるように徹底的に土台を固めていきましょう。
なにから始めたらいいのかわからない
起業をしようと思っていても、何から始めたらいいかわからないと悩んでいる人も多くいるでしょう。
その場合は「起業」に理想や憧れを抱きすぎて、起業することが目的になってしまっていることが多いです。
起業そのものが目的になってしまうと、起業した後に何をしたらいいか分からなくなります。
それだと事業が軌道に乗るまでの長い間、モチベーションを保ち続けるのは難しいでしょう。
起業することはあくまでも「手段」だということを念頭に、自分のやりたいことをはっきりさせてから起業することがいいでしょう。
もし失敗したら、その後はどうなるのかわからない
多くの人は事業に失敗すると、多額の借金を抱えて人生は転落してく、、、と考えているでしょう。
確かに、失敗した人の中にはそのような人がいるのは事実です。
しかし、失敗をしても人生は終わりません。むしろ失敗しない起業家の方が珍しく、今後ビジネスをしてく上では、必ずどこかで失敗を経験します。
日本では、失業保険などもしっかりしているため、万が一借金を抱えたとしても、最低限の生活は送ることができます。
失敗をもとに、次の成功に繋げていくことが起業するには必要不可欠です。
起業する前に知っておくべき5つのリスク

さて、次は起業する前に知っておくべきリスクを紹介していきます。
起業する準備に費用がかかる
起業には準備費用がかかり過ぎてしまい、そのために起業ができなくなったというケースもあります。
どれだけ起業の計画を入念に立てたとしても、いざ実行するときになって想定しなかったような出費がかさんでしまうことはよくあることです。
そのため、手持ちの資金が不足してしまい、初期投資ができずに起業を諦めることになる可能性もあります。
そうならないためにも、費用がかかる項目と金額を正確に洗い出し、初期費用を最小限に抑え、徐々に投資額を増やしていくことがおすすめです。
失敗して借金を背負う可能性がある
起業には失敗がつきものです。売上が立たず赤字の状態が長く続くと、当然会社をたたまないといけないことになり、借金を抱える可能性もあります。
もちろん、そうならないように事業を頑張っていくのですが、「借金」というワードはものすごくプレッシャーがかかります。
プレッシャーが過度にかかると思考も行動もネガティブになりがちになるので、注意が必要です。
事業を始めてもずっとランニングコストがかかる
無事に企業の準備も終わり、事業も始め、徐々に軌道に乗ってきたところで、次に出てくるのがランニングコストです。
店舗営業ならテナント料や光熱費などがかかり、Web系の事業ならサーバー代などがあるでしょう。
特に売上や事業の繁忙期などの変動にかかわらず常に一定額の出費となります。
固定費にあたるコストが大きい場合には事業収入の変動に直面したときにはかなり厳しいものとなる場合があります。
これに対応するには、日々のランニングコストをいかに圧縮するか、またいかに柔軟に出費をコントロールできるようにするかが重要です。
ランニングコストを節約する際は、固定費を特に見直してみると良いでしょう。
固定費は一度削減すれば、長期にわたり削減の効果が持続します。 起業は事業がスタートしてからが勝負です。
長期的な視点から、どういったリスクが今後出てくるのかを想定した準備をしましょう。
収入が安定しない
起業するリスクとしては、収入が安定しないというリスクもあります。
起業した当初は、売上があまり立たず、収入が不安定になりがちです。
起業するには、想像以上にお金がかかるものです。 新しいことをはじめるのには勇気がいるかもしれません。
収入が安定しないうちは、初期費用が少ないビジネスから始めることをおすすめします。
法令を遵守しなければならない
事業を行うにあたり、国や自治体などからの許認可が必要なものもあります。
また、国家資格などが必要なものもあります。その際に、ルールをきちんと守って営業を行うことは基本中の基本ですが、そのルールを守るだけではなく、随時変更されることもあります。 そうしたことに対処をしていかねばなりません。
そして、資格の更新を失念したり、ルールに対応できなければ取引先や社会全般の信頼を失ったり、せっかく苦労して得た資格や許認可を一夜にして失ってしまうことが考えられます。
こうした事態を防ぐためには、法改正や資格の期限などの許認可の基本に関わるイベントはきちんと年単位でスケジュールを把握し、それを忘れないような仕組みを作る必要があります。
司法書士、弁護士などの専門家と予め相談をしておくことで、ルールの機微な部分も取りこぼさないように手筈を整えておきましょう。
リスクは減らそう!起業で失敗しない4つの準備法

「起業が怖い」と思っているのなら、ぜひ試してほしい準備法があります。
ここでは、実際に起業の不安を和らげる5つの準備法を紹介します。
1.企業仲間や相談できる相手を見つける
起業する上で起業仲間やライバルを作っておくことは非常に重要です。
何事も一人でやっていると「何が正解なのか」「どういう方向性がいいのか」不安になることも多いでしょう。
そんな時に、相談できる相手がいるかいないかだけで心に余裕が持てますよね。
そして、成功している起業家だったり、SNSで輝かしく発信している社長さんの多くは異業種交流会などで多くの人との繋がりを作っている人が多いのも事実です。
そこで自分と同じ起業家と交流し、情報交換したりすることで、「自分も負けないように頑張ろう!」と奮起できます。
交流会などが少しハードルが高い場合は、起業セミナーなどに参加し繋がりを持つことから始めましょう。
事業の進行段階や規模などが似ていると案外自分と似たようなことで悩んでいたりしますので、仲間と話をすることで良い解決策や新しいアイデアが見つかるでしょう。
2.充分な自己資金を貯める
起業してからは、手持ちの資金が不足すると言った問題も大きなリスクの一つです。
起業してから売上を得て、さらには利益が得られるようになるまでにはほぼ必ずと言っていいほどタイムラグがあります。
売り上げが利益になるタイムラグの間、いかに長生きするかという点が起業家にとって命です。
企業は、資金が底を尽きるまでの時間の戦いだといえます。
それまでに、コツコツと自己資金として貯金を貯めておくか、資金調達を様々なチャンネルから多く集めておくことで事業の延命につながり、時間的余裕を作り出し、ひいては余裕のある事業運営につながりより自由でのびのびとした発想を持って起業できることでしょう。
3.初期投資は最小限にする
起業前や起業後すぐの間は、大きな収益が見込めないため、初期投資はできるだけ少なく抑えることをおすすめします。
そのため、初期費用があまりかからない小規模な事業から始め、余裕を持った状態でビジネスを大きくしていきましょう。
長期的に継続できるビジネスを構築してから起業することが、初期投資を抑えるポイントです。
4.起業後の事業プランもきっちり決めておく
これから起業しようと思っている人の中には、「起業する」ことが目的となってしまっている人も多くいるでしょう。
しかし、一番大変なのが起業してからなのです。 前もって準備していた事業プランや計画通りに進むことの方が少ないでしょう。
そういった失敗する恐怖は起業してからも延々とつきまとってくるので、下手に恐怖を抑えようとせず、うまく付き合っていくことが必要です。
そのための方法としては、「小さい目標を設定してとにかく行動する」ことです。
起業したては不安かとは思いますが、まずはとにかく行動して失敗を重ねることです。
もちろん成功するに越したことはないのですが、起業でもなんでも、初めて行うことの大半は失敗の方が多いです。
それよりも大事なのは「失敗したあと何をするのか」。 失敗をもとに対策を練り、同じ失敗をしないようにすることです。
そうすれば、自然ととるべき行動もはっきりするので、不安も軽減できます。 まずはとにかく行動するのみです。そのために小さな目標をたくさん立てましょう。
起業を失敗しないための注意点

ここからは、起業を失敗させないために注意すべきポイントを紹介していきます。
1.一人で全部やるのではなく、周りにも頼る
起業の失敗をするリスクを減らすためにも、すべて自分で行おうとはせずに人に頼ることが大切です。
起業だけでなく、全てを自分一人で完結しようとするとジリ貧になり、精神的に追い込まれるケースが非常に多いです。
一人で頑張りすぎず、周りに頼ることができるようになれば、自身の負担の軽減にもなり、相談していく上で、なにか新しいアイデアが思い浮かぶかもしれません。
2.オリジナリティを求めすぎず、成功例から学ぶことも大切
起業するには、オリジナリティを求めすぎず、「成功例から学ぶ」という考えを持つことが大切です。
起業家の中には、「独自のアイディアで成功したい!」という考えの人が多い傾向にありますが、多くの人はうまくいかず挫折します。
もちろんオリジナルのアイデアがあるのなら、それを試してみてもいいかもしれないですが、 まず実績を積み、小さく成功するためであれば、既に成功している人の例を真似した方が圧倒的に成果が出やすいです。
オリジナリティを求めるのは成功体験を積んだあとでも遅くありません。 まずは、人の真似をして成功する経験を味わってみましょう。
3.仕事とプライベートはしっかりと分ける
常に気を張った状態だと、心も疲れてしまい、結果としてネガティブな思考に陥りやすくなったり、体調を崩しやすくなってしまいます。
体調を崩してしまうと、不安も恐怖も過剰になってしまい、驚くほど環境に支配されてしまいます。
成功した企業の話も失敗した企業の話もどちらも聞いていると、成功している企業ほど働く環境づくりや、環境を良くする「仕組み」作りに励んでいます。
その中で力を入れていた「仕組み」の一つとして、1日の中でリフレッシュするだけの時間を作るという取り組みがあります。
自分の趣味に打ち込んだり、コーヒーを飲んでゆっくりしたりする時間など、1日の中に少しでもいいので「自分のための時間」を確保しておくだけで、気分の良さは全く違います。
初めての起業だからといって根を詰めすぎずに心を休め、ゆっくりできる時間を持つことが重要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は以下について解説してきました。
- 起業するのはなぜ怖いのか?
- 起業する前に知っておくべき5つのリスク
- リスクを減らす4つの準備法
- 起業を失敗しないための注意点
当然、起業にはリスクがありますが、自分のやりたいことが出来て、生活できる素晴らしさがあり、成功すれば他の同僚と比べて、比較にならないほど稼げる可能性もあります。
今回お知らせした「起業の準備」を参考に、ぜひ成功させてください。
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